結婚相談所の基礎知識

「結婚したい」のか「モテたいだけ」なのか——承認欲求と結婚意欲を切り分ける方法

「いいね数」やマッチング数への執着が強く、成婚より婚活のゲーム的側面に注力してしまうパターンを解説。承認欲求と本当の結婚意欲を自己分析で切り分け、目的を再設定するワークを提供します。

この記事でわかること

  • 「いいね数」や「マッチング数」への執着は承認欲求のサインである可能性が高い
  • 承認欲求と結婚意欲は別物で、自己分析ワークで切り分けることができる
  • 目的を明確にすることで、婚活の行動パターンが根本から変わる
目次

婚活を始めてしばらく経つのに、なぜかデートに進めない——そんな経験はありませんか。

アプリの「いいね数」が増えると嬉しいのに、いざマッチングしても返信が億劫になる。相手からアプローチが来ると気分が上がるのに、実際に会う約束をするのは面倒に感じる。もしそういった気持ちに心当たりがあるとしたら、それは「承認欲求」が「結婚意欲」と混線しているサインかもしれません。

「いいね数」が目的になっていないか

婚活アプリには、ゲームに似た快感があります。プロフィールを工夫すれば「いいね」が増え、メッセージのやり取りがうまくいけば達成感が生まれる。この「うまくいった感」は、結婚に向けた前進とはまったく別物です。

問題は、この快感が結婚意欲を満たしているように錯覚させてしまう点です。「今日も何人かとマッチングした」という事実が、「婚活を頑張っている」という自己満足に化けていく。実際には成婚に向けた行動が何も進んでいないにもかかわらず、です。

承認欲求が満たされれば一時的に気持ちが楽になるため、「やっぱり結婚したい」という焦りが薄れ、婚活が長期化しやすくなります。

承認欲求と結婚意欲の違いを知る

承認欲求とは、「他者に認められたい・必要とされたい」という欲求です。一方、結婚意欲とは「特定の誰かと生活を共にしたい」という意欲です。この二つは似て非なるものです。

承認欲求が婚活を動かしているとき、人は「誰でもいいから自分を選んでほしい」という状態になりがちです。特定の相手との未来を想像するより、「自分が必要とされているという感覚」を求めて動きます。

結婚意欲が動機になっているとき、人は「この人と一緒にいたい」という具体的なイメージに向かって動きます。いいねの数より、目の前の相手の価値観や生活習慣が気になるはずです。

自己分析ワーク:動機を切り分ける3つの問い

以下の問いに正直に答えてみてください。

問い1:マッチングしたとき、最初に感じる感情は何ですか? 「嬉しい・認められた感じ」なら承認欲求、「この人ともっと話したい」なら結婚意欲が動いている可能性が高いです。

問い2:相手からの返信が途絶えたとき、何が一番辛いですか? 「自分を否定された気がする」なら承認欲求、「会えなくなるのが残念」なら相手への関心が動機になっています。

問い3:理想のパートナー像を言語化できますか? 外見や「優しい人」など漠然としたイメージしかないなら、結婚後の生活より「選ばれること」を重視している可能性があります。

目的を再設定する

承認欲求そのものは悪いものではありません。大切なのは、それが婚活の「目的」にならないようにすることです。

承認欲求に気づいたら、一度婚活の手を止めて「自分はどんな生活をしたいのか」を書き出してみてください。結婚後の平日の朝、休日の過ごし方、お互いの家族との関係——具体的であるほど良いです。

こうした「結婚後のリアル」を想像することで、婚活の目的が「選ばれること」から「共に生きる人を探すこと」に切り替わります。この視点の転換こそが、婚活を前進させる最大のポイントです。

もし一人での自己分析が難しい場合や、なかなか婚活の方向性が定まらないと感じる場合は、プロのカウンセラーに相談することも有効な選択肢です。

まとめ

まとめ

  • 「いいね数」や「マッチング数」への執着は承認欲求のサインである可能性が高い
  • 承認欲求と結婚意欲は別物で、自己分析ワークで切り分けることができる
  • 目的を明確にすることで、婚活の行動パターンが根本から変わる

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